150円台での円買い介入に警戒か

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150円台での円買い介入に警戒か

150円台での円買い介入に警戒か
相場レポート

2022.10.21

2022.10.21

本日のポイント

  1. 英国の小売売上高

  2. カナダの小売売上高

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル全面安になったことで米ドル/円は150円台まで上昇しており、直近高値圏での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの150.200付近を上抜けた場合は、150.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの149.500付近を下抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段安が想定される。150.000の節目を上抜けたことで一旦の調整による下落や、日本政府による円買い介入が行われる可能性があるため、新たな材料が出るまでは上値の重い展開となるだろう。

本日は、15時に英・小売売上高、21時半に加・小売売上高、22時10分に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が予定されている。各国の経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、米主要企業の第3四半期決算も控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。