2021.10.18
2021.10.18
米国の要人発言
オーストラリアの議事録公表(10月5日(火)開催分)
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は114.300付近で堅調に推移しており、直近高値付近での揉み合いが継続している状況だ。先週は112.100付近から114.400付近まで200pipsほど上昇しており、円安・米ドル高の流れが強まっているため、今週の米ドルと円の方向性に要注目となるだろう。
テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの114.400付近を上抜けた場合は、2017年の11月に付けた高値114.700付近に向けた一段高に、節目の114.000付近を下抜けた場合は、113円台後半に向けた一段安が想定される。日足の200MAなどから乖離した高値圏で推移しており、一旦の調整による下落が入りやすいものの、ファンダメンタルズ要因によって底堅い推移が想定されるため、下落した場合は113円台後半から113円台前半にかけて押し目買い優勢となるだろう。
本日は、18時半に米・クオールズFRB副議長の発言、21時15分に加・住宅着工件数、22時15分に米・鉱工業生産、27時15分に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、翌9時半に豪・RBA議事録公表が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週明けの米ドルと円の方向性に注目したい。
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