米国要人の議会証言に警戒か

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米国要人の議会証言に警戒か

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米国要人の議会証言に警戒か
相場レポート

2021.09.28

2021.09.28

本日のポイント

  1. パウエルFRB議長の議会証言

  2. イエレン財務長官の議会証言

前日のNY市場は、株横ばい・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は一時111円台まで上昇する結果となった。テクニカル的に見ると、直近高値の111.100付近を上抜けた場合は、今年7月に付けた最高値111.600付近に向けた一段高に、直近サポートラインの110.400付近を下抜けた場合は110円台前半に向けた一段安が想定される。

本日は、21時に欧・ラガルドECB総裁の発言、22時に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、23時に米・消費者信頼感指数、米・パウエルFRB議長の議会証言、米・イエレン財務長官の議会証言、26時に米・7年債入札、28時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、翌8時に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。

特に、パウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言は、コロナ景気対策に関する内容が予定されているため、米国の早期経済回復への期待感や思惑による急変動に警戒したい。また、カプラン:ダラス連銀総裁とローゼングレン:ボストン連銀総裁が株取引の問題で退任するとの報道があったため、後任人事や市場への影響に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。