
2021.05.10
2021.05.10
BOJ主な意見公表(4月26日~4月27日開催分)
中国の消費者&生産者物価指数
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は108円台後半で底堅く推移しているものの、米ドル売り・円売りの相殺関係によって方向感に欠ける展開となっている。テクニカル的に見ると、先週末に付けた安値108.500付近を下抜けると一段安に、直近レジスタンスラインの109.500付近を上抜けると一段高が想定される。109円台に向けては戻り売りが入りやすい水準のため、直近安値を下抜けるかに注目したい。
先週末に発表された雇用統計が予想よりも大幅に弱い結果となったことで、テーパリングの思惑が後退しているため、米ドル安の流れが継続する可能性があるだろう。一方で、今週に予定されている米国の重要経済指標の結果次第では、雇用統計の悪化は季節調整等による一時的なものと判断される可能性もあるため、米国の指標・要人発言に普段よりも注目が集まっている状況だ。
本日は、27時に米・エバンス:シカゴ連銀総裁の発言、翌8時50分に日・BOJ主な意見公表、翌10時半に中・消費者物価指数、中・生産者物価指数が予定されている。各国の経済指標を静観しつつ、週明けの米ドルの方向性に注目したい。
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