2021.05.07
2021.05.07
ラガルドECB総裁の発言
米国の雇用統計
前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は109.000~109.400付近の狭いレンジ内で推移しており、上値重く下値堅い展開となった。今週に入り米ドル/円は、東京時間帯に上昇してロンドン時間帯に上昇幅を埋めるほどの下落という流れが継続しており、NY時間帯は終始揉み合いとなっているため、本日も同様の流れとなるかに注目したい。
テクニカル的に見ると、109.000~109.400付近で三角持ち合いとなっているため、上向きにブレイクした場合は109円台後半への一段高に、下向きにブレイクした場合は108円台後半への一段安が想定される。一方で、110円台前半では上値重く、108円台中盤では下値堅い展開が想定されるため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける流れとなるだろう。
本日は、17時半に英・建設業PMI、19時に欧・ラガルドECB総裁の発言、21時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給)、23時に加・Ivey購買部協会指数が予定されている。雇用統計の結果次第では、米ドル/円が三角持ち合いをブレイクするきっかけとなるため、週末クローズに向けた思惑による値動きに警戒したい。
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