米ドル売り・米ドル買いの継続性に注目か

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米ドル売り・米ドル買いの継続性に注目か

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米ドル売り・米ドル買いの継続性に注目か
相場レポート

2020.08.05

2020.08.05

本日のポイント

  1. ヘッドラインニュースに注意

  2. 米ドルの方向性を静観したい

前日のNY市場は、株高を背景にリスクオンの米ドル売り・円売りの流れとなり、米ドル/円は105.700付近まで下落。株高・米債利回り低下による米ドル売りが加速する一方で、米中対立激化への懸念もあるため、上値は重く下値は堅い展開が予想される。またトランプ大統領が「雇用に関して、7日(金)に大きな数字が出る」と発言しており、金曜日の雇用統計にサプライズがあるかに注目が集まっている状況だ。

英ポンドは6日のMPCを控えての神経質な値動きとなり、利益確定売りも相まって軟調に推移し、通貨強弱では最弱となった。英・フロスト主席交渉官が今後のEUとの交渉日程を発表し、第7ラウンドは8/17~21(延長は8/24~31)、第8ラウンドは9/7~11(延長は9/14~21)、第9ラウンドは9/28~10/2に行われる予定だ。

本日は、21時に日・黒田日銀総裁の発言、21時15分に米・ADP全国雇用者数、21時半に加・貿易収支、米・貿易収支、23時に米・ISM非製造業景況指数、23時半に米・週間原油在庫が予定されている。経済指標発表への反応を静観しつつ、EU離脱交渉や米中対立激化などのヘッドラインニュースによる急変動に注意したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。