米国の雇用統計・要人発言に注目か

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米国の雇用統計・要人発言に注目か

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米国の雇用統計・要人発言に注目か
相場レポート

2023.10.06

2023.10.06

本日のポイント

  1. 米国の雇用報告

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル全面安になったことで米ドル/円は上値の重い展開となり、148円台での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの149.000付近を上抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの148.000付近を下抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏から下落している状況のため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、21時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、25時に米・ウォラーFRB理事の発言が予定されている。雇用統計の結果を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。