
2021.06.07
2021.06.07
重要経済指標は予定されていない
雇用統計後の週明けの流れに注目
週明けは、ほぼ窓なしでスタート。先週末は、雇用統計が市場予想よりもやや弱い結果になったことで米ドル売りの流れが強まり、米ドル/円は110.300から109.500付近まで下落する結果となった。米ドル/円はテーパリングに関する報道に敏感になっており、110円台前半では上値重く、109円台中盤では下値堅い展開が継続している状況だ。
テクニカル的に見ると、直近サポートラインの109.300を下抜けると一段安に、直近レジスタンスラインの110.300付近を上抜けると一段高が想定される。日足レベルでは安値を切り上げながら高値を更新しているため、108.500付近を下抜けない限りは上昇基調が継続する可能性がある。一方で、本日から6月のFOMCに向けて、ブラックアウト期間(FRBメンバーの金融政策に関する発言を禁止する期間)に入るため、新たな材料が出るまでは109円台後半での揉み合いが想定される。
本日は、15時半にスイス・消費者物価指数、28時に米・消費者信用残高、翌8時50分に日・第1四半期GDP【二次速報】が予定されている。重要経済指標は予定されていないため、ロンドン市場・NY市場OPEN後の週明けの米ドルの方向性に注目したい。
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