ドル円は158円手前で上値重い展開、欧米PMIに注目

2026.11.02
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2026.11.02
本日のポイント
欧・製造業PMI(日本時間18時00分)
英・製造業PMI(日本時間18時30分)
米・製造業PMI(日本時間23時45分)
2日の東京時間は、米ハイテク株安を受けた売りが先行した後、下げ幅を縮める展開となった。日経平均は前営業日比-318.09円の62,972.02円で寄り付き、一時62,712.91円まで下落した。前週末の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数が7%超下落したことが重荷となった。キオクシアHDが急落した一方、好決算を発表した東京エレクトロンが買われ、後場には63,615.32円まで持ち直す場面もあった。引けは63,081.86円と、-208.25円の小幅安にとどまった。米ドル/円(USD/JPY)は157円台半ばで推移し、午前に157.98円近辺まで上昇したが、158円手前の売りに押され、午後は157.70円台に伸び悩んだ。3日の米中間選挙の投開票と東京市場の休場を控え、様子見姿勢が強かった。欧州時間は欧・英の製造業PMI確報値、NY時間は米製造業PMI確報値と日本時間24時発表のISM製造業景気指数に注目したい。フランスの財政懸念によるユーロ売りや、中間選挙の結果、アップルの決算、12月の追加利上げ観測にも注意が必要である。
1. 欧・製造業PMI(日本時間18時00分)
日本時間18時00分に10月の欧・製造業PMI(確報値)が発表される。今回の予想は52.4、前回(9月確報値)は52.9であった。10月の速報値は52.4と市場予想の52.7を下回り、前月から0.5ポイント低下した。国別ではドイツが前月の53.9から54.2に上昇した一方、フランスは49.3と50を下回った。確報値で速報値から大きな修正がなければ、ユーロ圏の景気拡大は続くものの、フランスを中心とする国ごとの景況感の格差が意識される見通しである。
2. 英・製造業PMI(日本時間18時30分)
日本時間18時30分に10月の英・製造業PMI(確報値)が発表される。今回の予想は52.8、前回(9月確報値)は51.9であった。10月の速報値は52.8と市場予想の51.8を上回り、前月から0.9ポイント上昇した。サービス業PMIの速報値も53.1と前月の52.1から上昇し、総合的な経済活動は2月以来の強い成長ペースを示した。確報値でも製造業の改善が確認されれば、英国経済の回復基調が続くとの見方が強まると思われる。
3. 米・製造業PMI(日本時間23時45分)
日本時間23時45分に10月の米・製造業PMI(確報値)が発表される。10月の速報値は56.0と市場予想の55.4を上回り、2022年5月以来の高水準となった。製造業の雇用も2012年3月以来の大幅な伸びを記録した。一方、投入コストや販売価格の上昇圧力も強まっている。確報値でも製造業の力強さと物価上昇圧力が確認されれば、米景気の底堅さに加え、インフレ再燃への懸念からFRBの金融政策運営に対する警戒感が強まる可能性がある。
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