流動性低下に伴う急変動に注意

2026.10.12
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2026.10.12
本日のポイント
独・短期国債入札(6・12か月物)(日本時間18時30分)
英・マンMPC委員の発言(日本時間21時50分)
仏・短期国債入札(3・6・12か月物)(日本時間22時00分)
12日の東京時間は、スポーツの日の祝日で日本の株式・債券の現物市場が休場となり、閑散とした取引となった。米ドル/円(USDJPY)は158.10円付近を中心に日中値幅33pips。介入警戒感もあって上値は重いが下値も堅い相場付きが続いている。先週末に発表された米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が46.3と予想の47.6を下回ったことがドルの重しとなったが、CMEのFedWatchでは10月の利上げ確率が17.7%、12月が84.1%と利上げ継続観測は根強い。日経225先物(JP225)は祝日取引となり、前週末の夜間取引では米株高にもかかわらず500円安と下落した。本日の東京時間での日中値幅は約420円。日銀は10月29・30日の会合で連続利上げに慎重との見方が強く、日米金融政策の方向性の違いが円の上値を抑えている状況だ。本日のNY市場はコロンバスデーにより債券市場が休場(株市場は通常取引)、カナダも感謝祭で休場となり、材料難のなか流動性低下に伴う急変動に注意したい。サウジ空港へのフーシ派攻撃やホルムズ海峡での爆発報道など、中東情勢が原油価格を通じて影響する可能性がある。今週は13日に米大手銀決算、14日には米9月CPIが発表される。米10年債利回りは5.25%近辺と約24年ぶりの高水準圏にあり、9月CPIは前月比+0.6%との予想もある。強い結果となればドル高・円安材料となる一方、下振れれば円買いに傾く可能性がある。
1. 独・短期国債入札(6・12か月物)(日本時間18時30分)
日本時間18時30分に独・短期国債入札が実施される。9月14日の入札では、6か月物の平均利回りが2.768%、12か月物が3.065%となった。前回結果から短期債利回りの上昇が確認されており、今回も応札倍率や利回りの水準が注目される。入札結果は、欧州短期金利の動向を確認する材料となる。
2. 英・マンMPC委員の発言(日本時間21時50分)
日本時間21時50分に英中銀(BoE)金融政策委員会(MPC)のマン委員がパネル討論に参加する。9月のMPCでは政策金利3.75%の据え置きが6対3で決まり、同委員はグリーン委員、ピル委員とともに0.25ポイントの利上げを支持した。マン委員はインフレの定着や賃金への波及を警戒しており、今回もインフレ見通しや金融政策に関する発言が注目される。次回MPCは11月5日の予定。
3. 仏・短期国債入札(3・6・12か月物)(日本時間22時00分)
日本時間22時00分に仏・短期国債入札が実施される。直近の10月5日の入札では、3か月物の平均利回りが2.786%、6か月物が2.997%、12か月物が3.262%となった。短期債利回りは前回までの入札で上昇しており、今回も応札倍率や利回りの水準が焦点となる。独の入札結果と合わせ、欧州短期債市場の資金需要や金利動向を見極める材料となる。
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