円高・株安が進行、リスク回避姿勢強まる

2026.10.22
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2026.10.22
本日のポイント
米・新規失業保険申請件数(日本時間21時30分)
米・景気先行指数(日本時間23時00分)
米・5年インフレ連動債(TIPS)入札(日本時間26時00分)
22日東京時間の米ドル/円(USD/JPY)は、米長期金利の低下や日銀の氷見野副総裁による追加利上げに前向きな発言を背景に、円買いが優勢となった。朝方は158円台前半で上値を試したものの、上昇は続かず、アジア株安も重なって一時157円29銭まで下落。その後も戻りは限られ、157円台で上値の重い展開となった。日経平均は大幅反落し、終値は6万2,907円84銭と前日から1,713円40銭下落した。米メタの巨額AI投資を巡る懸念や、時間外で下落したラムリサーチを受けた半導体株売りが重荷となった。東京エレクトロンなど半導体関連株に売りが広がり、指数を押し下げた。中東情勢の緊迫化に伴う原油高も、企業業績やインフレへの懸念を通じて投資家心理を圧迫した。欧州・NY時間は、21時15分のパネッタECB理事の講演、21時30分の米新規失業保険申請件数、23時のユーロ圏消費者信頼感指数と米景気先行指数に注目。中東情勢の緊迫化を受け、WTI原油が1バレル=99ドル近辺まで上昇している点にも警戒が必要だ。今後は、来週の米FOMC、ECB理事会、日銀会合を控え、米ドル/円は157円台後半から158円近辺で神経質な展開が見込まれる。株安が続き、円買いが強まれば、157円割れを試す可能性もある。
1. 米・新規失業保険申請件数(日本時間21時30分)
日本時間21時30分に10月17日終了週の米・新規失業保険申請件数が発表される。今回の予想は20.0万件、前回結果は19.9万件である。申請件数は20万件前後の低水準で推移し、継続受給者数も約171万人にとどまっている。解雇の動きは限定的であり、労働市場の底堅さを示す状況が続いている。但し、採用の勢いは弱く、雇用環境全体の強さについては慎重に判断する必要がある。
2. 米・景気先行指数(日本時間23時00分)
日本時間23時00分に9月の米・景気先行指数が発表される。今回の予想は、前回結果と同じく-0.1%である。先行指数のマイナス圏での推移は、先行きの景気減速懸念を示す材料となる。一方、9月のISM製造業景気指数は54.5と、景気拡大・縮小の節目である50を上回った。米景気の底堅さも残るなか、先行指数が市場予想を上回るか下回るかが注目される。
3. 米・5年インフレ連動債(TIPS)入札(日本時間26時00分)
日本時間26時00分に米・5年インフレ連動債(TIPS)の入札結果が公表される予定である。前回(6月の再発行)の最高落札利回りは1.955%、応札倍率は2.61倍であった。5年物TIPSの市場実質利回りは足元で2.5%台半ばまで上昇しており、前回を大きく上回る水準での落札が見込まれる。10月の新規発行は市場利回りを下回りやすいとされるため、落札利回りと応札倍率が注目される。
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