ドル円158円台で神経戦、日経平均は大幅続落

2026.10.20
NEW
2026.10.20
本日のポイント
欧・ZEW景況感調査(日本時間18時00分)
米・住宅着工件数(日本時間21時30分)
米・中古住宅販売成約指数(日本時間23時00分)
20日東京時間の米ドル/円(USD/JPY)は、158円台前半から半ばを中心に推移した。朝方は日米金利差の拡大を意識したドル買いが入り、前日高値を上抜いて一時158.60円まで上昇した。前日の米10年債利回りが5.14%に上昇したことに加え、原油高もドルの支援材料となった。一方、上昇後は伸び悩み、米長期金利や原油価格の動向をにらんだドル売りが意識され、158円台前半へと水準を切り下げた。日経平均株価は続落し、前日比841円28銭安の6万4,075円42銭で大引けを迎えた。前日の米国市場ではダウ工業株30種平均が下落した一方、ナスダック総合指数は上昇していたが、米長期金利の高止まりや原油価格への警戒感が投資家心理の重荷となった。欧州時間は、日本時間18時のドイツZEW景況感指数や、くすぶるフランスの政情不安に注目したい。NY時間には米住宅着工件数、建築許可件数、中古住宅販売成約指数が発表される。FRBは27〜28日のFOMCを前に発言自粛期間で、要人発言は少ない。米長期金利と原油の動向が相場を左右しやすく、金利高止まりやエネルギー高には注意が必要だ。今後の米ドル/円は、10月末のFOMCや日銀金融政策決定会合、11月3日の米中間選挙を控え、各イベントの結果を見極める展開が予想される。米金利や日米の金融政策を巡る思惑に加え、株式市場の動向にも左右されやすく、方向感の出にくい相場が続く可能性がある。
1. 欧・ZEW景況感調査(日本時間18時00分)
日本時間18時00分に10月のユーロ圏ZEW景況感調査が発表される。前回結果は+25.8で市場予想の+39.2を大幅に下回ったものの、景況感はプラス圏を維持した。今回も低下すれば、ユーロ圏の景気回復期待の後退が意識される可能性がある。
2. 米・住宅着工件数(日本時間21時30分)
日本時間21時30分に9月の米・住宅着工件数が発表される。今回の予想は131.0万件、前回結果は127.5万件であった。前回は前月比-2.6%と2か月連続で減少した。今回は増加が予想されるものの、住宅ローン金利の高止まりや住宅取得負担の重さが重しとなる可能性がある。結果が予想を下回れば米景気への懸念が強まると思われる。
3. 米・中古住宅販売成約指数(日本時間23時00分)
日本時間23時00分に9月の米・中古住宅販売成約指数が発表される。今回の予想は前月比±0.0%、前回結果は+0.3%であった。前回は前月比で上昇したものの、前年比では4.7%低下しており、住宅需要の弱さが残っている。住宅ローン金利の上昇や住宅価格の高止まりが成約を抑える要因となる。今回、予想以上に低下すれば住宅市場の停滞が懸念される。
最近のレポート 記事一覧
-
2026.10.20
NEW
ドル円158円台で神経戦、日経平均は大幅続落
ドル円158円台で神経戦、日経平均は大幅続落
-
2026.10.19
NEW
米株安が波及、円相場は膠着
米株安が波及、円相場は膠着
-
2026.10.16
NEW
株価反発も警戒続く、焦点は米金利
株価反発も警戒続く、焦点は米金利
-
2026.10.15
NEW
AIショック再燃、ドル円159円の攻防
AIショック再燃、ドル円159円の攻防
-
2026.10.14
NEW
CPI待ちの静寂、地政学リスクの火種
CPI待ちの静寂、地政学リスクの火種
-
2026.10.13
NEW
円安圏の攻防、迫る中東リスク
円安圏の攻防、迫る中東リスク
-
2026.10.12
流動性低下に伴う急変動に注意
流動性低下に伴う急変動に注意
-
2026.10.09
ドル円は膠着、日経平均は節目を意識
ドル円は膠着、日経平均は節目を意識
-
2026.10.08
円安圧力と介入警戒の攻防
円安圧力と介入警戒の攻防
-
2026.10.07
ドル高一服、7万円台の日経に調整売り
ドル高一服、7万円台の日経に調整売り
