米株安が波及、円相場は膠着

2026.10.19
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2026.10.19
本日のポイント
加・消費者物価指数(CPI)(日本時間21時30分)
仏・短期国債入札(3・6・12か月物)(日本時間22時00分)
米・NAHB住宅市場指数(日本時間23時00分)
19日東京時間の米ドル/円(USD/JPY)は、158円を挟んでもみ合う展開となった。一時157円70銭まで下落したものの、午後には158円13銭まで上昇した。ウォーシュFRB議長は16日の講演で、今後の金融政策について事前に判断を示さない姿勢を強調し、10月FOMCでの追加利上げを明確に示唆しなかった。市場では追加利上げへの警戒が和らぎ、米長期金利の低迷も相まって、ドルの上値を抑える要因となった。日経平均株価は6万4,916円70銭(前週末比407円59銭安)と反落した。前週末の米ハイテク株安を受け、一時1,400円超下落したが、買い戻しで下げ幅を縮小した。アドバンテストやソフトバンクGなど値がさ株の下落が重しとなった。欧州時間は、フランスの抗議活動を巡る情勢不安から欧州株先物が下落。英中銀の11月利上げ観測も強まっており、21日発表の英9月CPIが注目される。NY時間は21時30分にカナダ9月CPI、23時に米10月NAHB住宅市場指数が発表される。FRBがブラックアウト期間に入るなか、米長期金利の動向が焦点となる。今後は27・28日のFOMCを控え、米ドル/円は158円を中心に方向感を欠く展開が想定される。ただし、米長期金利や欧州情勢次第では値幅が拡大する可能性がある。23日の日本9月全国CPIが物価上昇の広がりを示せば、日銀の追加利上げ観測が強まり、円買いにつながる可能性もある。
1. 加・消費者物価指数(CPI)(日本時間21時30分)
日本時間21時30分に9月の加・消費者物価指数(CPI)が発表される。前回結果は前年比+3.0%(前月比-0.1%)であった。ガソリン高の鈍化が総合指数を押し下げ、中銀が重視するコア指標は2%近辺にとどまった。雇用も2か月連続で減少している。10月28日の中銀会合は据え置きが優勢だが、予想を上回れば年内の利上げ観測が再燃する見通しだ。
2. 仏・短期国債入札(3・6・12か月物)(日本時間22時00分)
日本時間22時00分に仏・短期国債入札が実施される。直近の10月12日の加重平均利回りは、3か月物相当が2.761%、6か月物が2.964%、12か月物が3.255%であった。前回入札からは各年限とも利回りが低下した。春先の+2%台前半から利回りは大きく切り上がっており、今後は高止まりが続くのか、低下に転じるのかが焦点となる見通しだ。
3. 米・NAHB住宅市場指数(日本時間23時00分)
日本時間23時00分に10月の米・NAHB住宅市場指数が発表される。今回の予想は31、前回結果は32であった。前回は1年ぶりの低水準で、価格引き下げを行う業者の割合は38%に達した。住宅ローン金利は9月中旬時点で6.95%と上昇している。10月28日のFOMCでは追加利上げも警戒されるため、建設業者の景況感は当面弱含みで推移する見通しだ。
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