ドル高一服、7万円台の日経に調整売り

2026.10.07
2026.10.07
本日のポイント
米・週間原油在庫(日本時間23時30分)
米・10年債入札(日本時間26時00分)
米・FOMC議事録公表(日本時間27時00分)
7日東京時間の米ドル/円(USDJPY)は158円台前半でもみ合った。前日NY終値の158.10円近辺で始まり、やや上昇するも買いは続かなかった。米10年債利回りが5.3%台と高止まりしており下値は堅い。一方、年初来高値の163.96円には距離があるものの、160円接近時の為替介入警戒が上値を抑える構図が続く。日経平均は、前日の約3か月ぶりとなる7万円台回復の反動で利益確定売りが先行し、前日比648.27円安の7万35.71円と反落して引けたが、7万円台は維持した。欧州時間は注目度の高い指標が乏しく、ポンドやユーロは米ドル/円の動きに連れる展開となりそうだ。焦点はNY時間で、日本時間26時の米10年債入札と27時のFOMC議事要旨である。米国債の需要が弱ければ長期金利が一段と上昇し、ドル買い・円売りが進みやすい。議事要旨で追加利上げに前向きな意見が目立てばドル高要因、慎重論が多ければドル安要因となる。原油価格や中東情勢の報道にも注意したい。8日には英・ベイリー総裁の発言、米新規失業保険申請件数、米30年債入札が控える。米ドル/円は158円台を中心とした値動きが続く見通しだが、160円に近づけば介入警戒で上値は重い。日銀の追加利上げ観測も下支え要因となる可能性がある。
1. 米・週間原油在庫(日本時間23時30分)
日本時間23時30分に10月2日終了週の米週間原油在庫が発表される。前回結果は+92.2万バレルであった。中東情勢を背景に北海ブレントが100ドル台に乗せるなか、G7は1億バレルの備蓄放出を決定した。在庫の減少が続けば供給懸念を強める一方、大幅な積み増しなら原油価格の上値を抑える材料となる。
2. 米・10年債入札(日本時間26時00分)
日本時間26時00分に米・10年債入札(390億ドル)が実施される。10年債利回りは5.3%前後と2002年以来の高水準にあり、財政懸念などを背景に債券市場への警戒感が強まっている。需要が弱ければ長期金利の一段の上昇を招く可能性がある。応札倍率やテールが注目され、翌日には30年債入札も予定されている。
3. 米・FOMC議事録公表(日本時間27時00分)
日本時間27時00分に9月15~16日開催分のFOMC議事録が公表される。市場では10月会合での政策金利据え置きを8割前後織り込んでいる。9月の非農業部門雇用者数が2.9万人増にとどまったこともあり、追加利上げの必要性や物価見通しを巡る議論が焦点となる。
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