ドル円底堅く、日経平均は下げ渋り

2026.08.25
2026.08.25
本日のポイント
独・IFO景況指数(日本時間17時00分)
米・消費者信頼感指数(日本時間23時00分)
米・2年債入札(日本時間26時00分)
25日の東京時間、ドル円は底堅い展開となった。前日ニューヨーク終値(159円11銭近辺)を挟んで午前は159円02銭まで下押す場面もあったが、原油先物のじり高や米長期金利(10年債利回り4.71%台)の上昇を受けて買いが優勢となり、正午前には159円40銭近辺まで水準を切り上げた。ユーロ円も185円80銭台まで上値を伸ばし、対円では総じて円安基調が目立った。一方、日経平均は前日の米ハイテク株安を嫌気し、寄り付きから前日比332円安の6万5,195円で始まり、一時900円超安となる場面もあった。ただし午後にかけては下げ渋り、前引けにはプラス圏を回復、後場寄り付きは前日比257円高の6万5,785円と値を戻す展開となった。値がさの半導体関連には戻り売りが残る一方、内需・非鉄金属など主力から外れた銘柄への資金シフトが下支えとなった。欧州時間・NY時間では、独GDP確定値や米新築住宅販売件数、米消費者信頼感指数などが予定されている。要人発言としては、ベッセント米財務長官の記者会見における対イラン制裁内容が原油相場に与える影響に注意したい。翌26日には米PCEや第2四半期GDP改定値、NVIDIAの決算、週末のジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演を控え、週内はポジション調整的な値動きが続きやすい地合いである。
1. 独・IFO景況指数(日本時間17時00分)
日本時間17時00分に独・8月のIFO景況指数が発表される。今回の予想は86.0、前回結果は86.6であった。イラン情勢の再悪化とエネルギー価格の上昇を背景に、企業の先行き期待は再び悪化するとの見方が大勢であり、指数は3か月ぶりに低下へ転じる公算が大きい。現況判断も依然として力強さを欠いており、当面はドイツ経済の明確な回復は見込みにくい状況が続くとみられる。
2. 米・消費者信頼感指数(日本時間23時00分)
日本時間23時00分に米・8月の消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)が発表される。今回の予想は90前後、前回結果は90.8であった。同時期のミシガン大学消費者マインドが市場予想を大きく下回り51.0まで悪化したことを踏まえると、労働市場の軟化や物価高への懸念を背景に、当指数も前月から一段と弱含む可能性が意識されている。
3. 米・2年債入札(日本時間26時00分)
日本時間26時00分に米・2年債入札が実施される。今回の予想は落札利回り4.3%台前半、前回結果は4.315%であった。財政赤字拡大への警戒とFRBの利下げ観測が交錯するなか、応札倍率など需要動向に市場の注目が集まっており、結果が軟調となれば米長期金利全般に上昇圧力がかかる可能性がある。
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