AI株高が日経支援、ドル円は政策イベント待ち

2026.10.28
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2026.10.28
本日のポイント
加・BOC政策金利(日本時間22時45分)
米・FOMC政策金利(日本時間27時00分)
米・ウォーシュFRB議長の記者会見(日本時間27時30分)
28日東京時間の米ドル/円(USD/JPY)は、157円台後半を中心に推移した。朝方には158.04円まで上昇し、10月22日以来となる158円台をつけたが、片山財務相の円安けん制発言などを受けて反落。一時157.76円まで下落した後は、157円台後半でもみ合った。FOMCと日銀会合を控え、積極的な売買は手控えられた。日経平均は続伸し、前日比685円82銭高の6万3,954円19銭で取引を終えた。前日の米国市場でAI・半導体関連株が上昇した流れを引き継ぎ、国内でも関連銘柄への買い戻しが進んだ。前場には一時6万4,000円台を回復したものの、大引けでは同水準を下回った。欧州・NY時間は、日本時間29日午前3時のFOMC結果発表と3時30分からのウォーシュFRB議長会見が最大の焦点である。据え置きが市場の中心予想だが、12月の利上げに前向きな姿勢が示されればドル買いが強まる可能性がある。発表直後の乱高下に加え、原油価格や米長期金利の動向にも注意したい。29日は米GDP・PCE、ECB政策金利発表、30日は日銀会合と重要イベントが続く。日銀の据え置きが予想される中、植田総裁の12月利上げに関する発言が焦点となる。米ドル/円は158円台では介入警戒が上値を抑える可能性がある。日経平均はAI関連株が支えとなる一方、長期金利の上昇が重しとなりそうだ。
1. 加・BOC政策金利(日本時間22時45分)
日本時間22時45分にBOC政策金利が発表される。今回の市場予想には据え置きと0.25%の利上げ観測がある。前回の政策金利は2.25%だった。9月のCPIは前年比3.1%に上昇した一方、基調的なインフレ指標は比較的落ち着いている。雇用や景気の減速も判断材料となる。金融政策報告も同時公表されるため、インフレ見通しと景気下振れリスクへの評価が焦点である。
2. 米・FOMC政策金利(日本時間27時00分)
日本時間27時00分にFOMC政策金利が発表される。市場予想は前回と同じ3.75~4.00%の据え置きである。前回9月会合では0.25ポイントの利上げが決定され、投票メンバー12人全員が賛成した。今回は経済見通し(SEP)の公表は予定されていない。インフレの高止まりと雇用情勢を踏まえ、声明で追加利上げの可能性をどう示すかが焦点である。市場では12月の追加利上げ観測が強まっている。
3. 米・ウォーシュFRB議長の記者会見(日本時間27時30分)
日本時間27時30分にウォーシュFRB議長の記者会見が行われる。今回の会見では、政策金利を据え置く場合、その判断の背景や今後の金融政策の方向性に関する説明が注目される。インフレ率が目標を上回る状況が続くなか、議長が追加利上げの必要性や判断条件についてどのように説明するかが焦点である。12月会合に向けた明確な示唆があるかに加え、米中間選挙を前にFRBの金融政策の独立性に関する発言にも注目が集まる。
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