週明けの米ドル/円の値動きに注目か

相場レポート

2023.05.29

本日のポイント

米国が休場（戦没将兵追悼記念日）
英国が休場（スプリング・バンク・ホリデー）

週明けは、やや上窓でスタート。米ドル/円は140円台後半で堅調に推移しており、先週安値の137.500付近から約300pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。週明けから先週高値を上抜けて推移しているため、141円台に向けた続騰となるかに注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの141.000付近を上抜けた場合は、142.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの140.000付近を下抜けた場合は、139.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、やや過熱感のある上昇が続いているため、一旦の調整による下落となるか、続騰して一段高となるかに注目したい。

本日は米国・英国が祝日による休場となるため、重要経済指標や要人発言は予定されていない。週明けの米ドル/円の方向性を静観しつつ、薄商いを狙った突発的な値動きに警戒したい。

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アナリストワタル