スイスの政策金利＆声明発表に注目か

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。一時的に円買いが強まったことで米ドル/円は120円台後半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、121円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの121.300付近を上抜けた場合は、121.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの120.500付近を下抜けた場合は、120.000の節目に向けた一段安が想定される。

本日はロンドン時間帯に、17時15分に仏・製造業PMI＆サービス業PMI、17時半に独・製造業PMI＆サービス業PMI、ス・政策金利＆声明発表、18時に欧・製造業PMI＆サービス業PMI、18時半に英・製造業PMI＆サービス業PMI、ス・ジョーダンSNB総裁の発言が予定されている。

また、NY時間帯には21時半に米・新規失業保険申請件数、米・耐久財受注、米・第4四半期経常収支、米・カシュカリ：ミネアポリス連銀総裁の発言、22時10分に米・ウォラーFRB理事の発言、22時50分に米・エバンス：シカゴ連銀総裁の発言、24時に米・ボスティック：アトランタ連銀総裁の発言が予定されており、時間未定で南アフリカの政策金利＆声明発表も控えている状況だ。各国の重要経済指標・要人発言が多く予定されているため、指標発表後の値動きや要人発言による米ドルの方向性に注目したい。