2022.11.19
2023.11.24
当サイトが実施した、2022年10月1日~10月31日を対象とした、「重要イベント」と「人気銘柄のボラティリティ」にみる市場動向の集計結果により、唯一WTI原油のボラティリティが低迷したが、全体の市場を通して9月のボラティリティ推移に似た動きとなっていることが分かった。
人気通貨ペア USD/JPY(ドル円)、EUR/USD(ユーロドル)、EUR/JPY(ユーロ円)、GBP/JPY(ポンド円)を対象にした今回の調査結果では、9月と共通するボラティリティの周期が確認できる銘柄が多く見られました。特に円が関係する通貨ペアは、1日当たりの最大ボラティリティが記録された日付などが先月とほとんど同じでした。10月の外国為替市場も、日銀による為替介入が市場参加者で最も意識されたトピックだったと言えます。
ドル円(USD/JPY)の9月と10月のボラティリティ推移を比較した上記のグラフから、10月にボラティリティがピークとなるタイミングが、9月と非常に似通っていることが確認されました。10月の最大ボラティリティを記録した21日は、ドル円相場が一時151円に到達後146円まで急落したため、日銀による為替介入が実施されたとする見方もあります。少なくとも、財務省による「令和4年9月29日~令和4年10月27日における外国為替平衡操作額」では、6兆3,499億円の巨額な資金が為替介入に使われたことが公表されています。
9月・10月のドル円の取引量とボラティリティの推移を示した上記グラフでは、9月に引き続き10月も取引量とボラティリティがしっかりと相関しています。メジャー通貨のドル円は、市場参加者からの関心が高く、取引量の増加と共に相場が大きく動いている可能性が高いです。
9月・10月のユーロ円(EUR/JPY)のボラティリティ推移を比較した上記グラフから、10月のボラティリティは、9月のボラティリティ推移と近い展開だったことが分かります。ボラティリティが最大を記録したのは、ドル円と同日の10月21日の439.3pipsで、9月22日の499.3pipsに迫ります。
9月・10月のEUR/JPY(ユーロ円)のボラティリティと取引量の推移では、取引量に関して緩やかな下落傾向を見せました。寄り付きから引けにかけて低下していき、月末に一時的に上昇したことから、ポジション解消の動きがあったと考えられます。相対的に円安傾向が続いている外国為替市場は、日銀による為替介入を警戒するように、長くポジションを保有し続けることがリスクと捉えるトレーダーも多いと推測されます。
人気CFD銘柄のゴールド(XAU/USD)、日経225(JP225)、ダウ平均株価(US30)、原油(WTIOIL)を対象とした今回の調査では、外国為替市場の円絡みの通貨ペアのように、先月のボラティリティ推移に似た規則的な動きが確認できました。ただし唯一、WTI原油は他の銘柄とは異なるボラティリティ推移を示し、ボラティリティの低迷が顕著に表れていました。
ゴールド(XAU/USD)の9月と10月のボラティリティ推移では、10月のボラティリティは9月に似た推移を見せていることが特徴です。どちらも寄り付きでやや下がり、中旬でピークに達し、引けに掛けて下がるも最後に一過性の上昇が起きています。1日当たりの平均ボラティリティは、10月の265.8pipsに対して9月が256.9pipsと大きな差はない一方、最大ボラティリティは10月が417.7pipsに対し9月が478.7pipsと、約61pips低下しました。
9月・10月共にXAU/USDのボラティリティと取引量は概ね相関しており、取引量が最も減少したタイミングと、最小ボラティリティを記録したタイミングが重なっていることが確認できます。10月の取引量が最大になった21日は、ドル円が151円に突入するも、146円台まで戻る急騰・急落相場でした。
WTI原油(WTIOIL)の9月と10月のボラティリティ推移を比較した上記のグラフから、10月のボラティリティは、9月と比べて低下傾向が確認されました。最大ボラティリティを記録したタイミングは先月と同じ7日だったが、ピークは低く、今回調査対象となったCFD銘柄の中で唯一ボラティリティが低迷しました。
9月・10月のWTIOILの取引量とボラティリティの推移を見ると、取引量に関しては先月と同じく、振れ幅の大きい推移が特徴だ。取引量がごく短い期間だけ上昇するも、持続性がない動きが突発的に発生する傾向が見られます。
9月と10月のボラティリティ推移から、全体の市場を通して9月と同じタイミングでボラティリティの最大値を記録する傾向が見られました。特に日本円が関わる通貨ペアは、日銀為替介入が行われた9月下旬のようなボラティリティ拡大が10月下旬にも見られ、市場参加者の多くが日銀による為替介入に強い関心を持っている印象を受けます。ドル円相場が一時151円に到達するなど大きく売られたドル円だが、円安の勢いが衰えたとは簡単に思えない状況が続いています。
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