9月19日の米国市場は、FOMCでの50bp(0.50%)利下げとフィラデルフィア連銀製造業景況感指数の強い数字を受けて全面株高に。新規失業保険申請件数と失業保険継続受給者数は前週比で減少。景気減速懸念が後退する中、米株の代表的3指数ともに大幅に値を伸ばした。NYダウ(US30)・S&P500(US500)はいずれも過去最高値を更新。日経株価(JP225)も連れ高となっている。取引実績を見ると、S&P500で若干取引量が減少しているものの、NYダウ・ナスダック・日経株価ともに取引量増加。但し、トレーダーの目線は依然としてショート優勢。上昇した原油(WTI)にもショートポジションが積みあがっている。日銀政策金利発表を前に、クロス円は全般的に上値の重い展開。米ドル/円は144円を二度試しに行くも、弾き返されて143.00付近に落ち着く展開。こちらもショート優勢ではあるが、前日に比べると若干ながらロングに傾きつつある印象だ。
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英国のBOE政策金利は事前予想通り5.00%で据え置きとなり、波乱のないまま通過したが、20時の政策金利発表に向けて上値を伸ばした英ポンド/円では、9月3日以来の高いボラティリティが発生。直近の20間平均の値幅200pipsの1.5倍となる299pipsの値動きとなった。米ドル/円の値幅207pipsは、朝方の安値から前引けまでの動きの中で発生。直近20日間平均の170pipsより高いボラティリティとなったが、翌日に日銀政策金利発表を控え、142.00から144.00の間で方向感なく推移する結果となった。前日の高値更新から大きく押し戻された金(GOLD)は、強い新興国需要に支えられて上昇。連日の高値更新とはならなかったものの、直近20日間の平均値幅30.3ドルを大きく上回る43.8ドルのボラティリティを示現した。
日銀金融政策決定会合が昨日と今日の両日開催。2日目の会合終了後、正午前後を目処に政策金利が発表される。前回7月31日の会合では0.10%から0.25%へ、0.15%の利上げが行われ、それを機に株式も為替も大暴落。一日の下げ幅としてはブラックマンデーを超える大幅下落となった。マーケットの混乱を引き落とす要因となったとの批判を受けたこともあり、今回は追加利下げは見送られる公算が強い。日銀金融政策決定会合は年8回、2日間にわたり開催される。次回の政策金利発表は10月31日の予定。それまでに日経株価(JP225)が年末4万円台を目指す動きを見せるのか。日銀政策金利発表に対する東京市場の反応が注目される。
日本時間15時30分から、植田日銀総裁の記者会見が行われる。記者会見では、年内の追加利上げを匂わせる発言を引き出したい記者たちとの駆け引きに注目したい。植田日銀総裁の発言に若干でもタカ派、もしくはハト派と受けとられるニュアンスが含まれていると、マーケットが敏感に反応する可能性がある。欧州早出組の強引な仕掛けやアルゴリズム取引による値動き等、様々な要因と思惑が入り乱れることも想定される。慎重に動きを見定めてトレードチャンスを捉えたい。
日本時間21時30分に、カナダの小売売上高が発表される。今回の予想は前月比で0.3%。前回の結果-0.3%より改善が見込まれる。月ごとのブレが大きい自動車の売上を除い【除自動車】の小売売上高は前月比で-0.5%。前回の0.3%より弱い数字が予想される。同指標は個人消費の動向を示し、カナダ経済の健全性を図る重要な指標である。今週17日(火)に発表された8月の消費者物価指数(CPI)は、中央銀行の目標値である2.0%(前年同月比)に低下。2021年12月以来の低水準となった。カナダの政策金利は今年6月に5.00%から4.75%に引き下げられ、7月に4.50%、9月4日には4.25%へ段階的に引き下げられている。次回のカナダ政策金利は10月23日(水)の予定。
2024.09.20
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