9月16日の米国市場は、21時30分発表のNY連銀製造業景気指数が事前予想(-4.10)を大幅に上回る強い数字(結果11.50)となったことで米国経済の減速懸念が後退。株と原油が買われ、円が売られる展開に。欧州時間に139円台後半まで売られた米ドル/円は、140.80付近まで100pips超の回復となった。ユーロ/米ドル(EURUSD)や金(GOLD)といった対米ドル銘柄はほぼ横ばいだが、英ポンド/米ドル(GBPUSD)は大きく上昇。昨日の取引実績は、日本が祝日ということも影響してか、全般的に低調。多くの銘柄で前日比の取引量が減少となった。クロス円銘柄では円を買う動き(ショート)が優勢。日経株価(JP225)と米株指数の3銘柄(US30、US100、US500)でもショートに大きく傾いている。恐怖指数と呼ばれるVIX指数の取引量が増大していることからも、下落に賭けるトレーダー心理が伺える。ビットコイン(BTCUSD)は、押し目を拾う動きでロングポジションが優勢だ。
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英ポンド/円(GBPJPY)のボランティア拡大が目立つ。昨日の日中値幅は228pips。直近20日間の平均値幅203pipsを大きく上回る動きとなった。英ポンドが対米ドルで朝から買われたことに加え、NY時間でのクロス円の買戻しの動きも重なった格好だ。明日の英CPI、木曜日のBOE政策金利発表を睨んでの思惑が感じられる。米ドル/円の日中値幅は133pips。往ってこいの動きとなったことで大きく動いた印象だが、直近20日間の平均値幅177pipsには届かなかった。金(GOLD)は高値に張り付いたままほぼ横ばい。日中値幅は14.5ドル。直近20日間の平均値幅29.8ドルの半分にも満たない動きだが、力を貯めこんでいると見るべきか。上下どちらかへのブレークでうまくトレードチャンスを捉えたい。
連休明けの東京市場の動きに注目。先週、米国の経済紙や前NY連銀総裁のダドリー氏らが50bpの大幅利下げについて言及したことから、18日のFOMCでの大幅利下げ観測が急浮上。米ドル売りの流れを受けて昨日の欧州時間には、23年7月以来の安値139.57まで円高が進んだ。NY時間には100pips超の回復となったものの、明日の米・FOMCに向けて再び140円を割る動きとなるのか、それともいったん米ドルが買い戻される展開か。「民主党上院議員3人がパウエルFRB議長に今週75bpの大幅利下げを要求」との報も伝わり、FOMCを巡ってはいろいろと喧しい状況となっている。メジャーSQ明け&連休明けの東証株価と、9時55分の東京仲値に向けた動き、さらに仲値通過後の値動きに十分注意してトレードチャンスをつかみたい。
東京時間13時30分には第三次産業活動指数が発表される。経済産業省により発表される第三次産業活動指数は、第三次産業(非製造業、広義のサービス業)の活動動向を確認できる指標である。小売業、物流・運輸業、宿泊・飲食サービスなど11業種の状況を統一的尺度でみることができる。内閣府の月例経済報告でも毎月の景気動向を見る上での指数として、鉱工業生産指数とともに活用される。前回8月16日(6月)の数字は前月比でマイナス1.3%。広義対個人サービスは前月比マイナス0.5%、広義対事業所サービスは前月比マイナス1.2%。11業種中、卸売業など7業種が低下、生活娯楽関連サービスなど4業種で上昇となった。
日本時間21時30分に発表される米国の小売売上高は、米国内の小売業・サービス業の売上高を集計した指標である。米・商務省から発表される。米国のGDPは個人消費が約67%を占めているため、個人消費の動向が景気全体に与える影響が大きい。全体に占める売上高の割合が最も大きい「自動車及び同部品」部門は、月ごとのブレが大きい(販売店のセール等、景気と直接の関係がない要因)こともあり、自動車を除いたコア部分(除自動車)の数字が注目される。今回は、小売売上高で前回1.0%に対して予想-0.2%、小売売上高(除自動車)で前回0.4%に対して0.2%が予想されている。
2024.09.17
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