前日の取引実績(2024年10月30日)

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前日の取引実績(2024年10月30日)

前日の取引実績(2024年10月30日)

10月29日のNY市場では、株と金と仮想通貨が買われる展開。米株の主要3指数は、前日に大きく上昇したNYダウ(US30)が利確の売りに押されてややマイナスで終えたものの、S&P500(US500)とナスダック(US100)はしっかり買われてプラスで推移。金(GOLD)はNY時間に力強く上昇して史上最高値を更新。米10年債利回りが低下する一方で米ドル/円(USDJPY)は買われ、前日高値と面合わせとなる153.80円近くまで上昇した。マーケットでは、米大統領選挙でトランプ氏の勝利となれば160円を目指すとの声も聞かれる状況だ。ドルストレート銘柄では英ポンド/米ドル(GBPUSD)の上昇が目立つ。仮想通貨もトランプ氏の勝利を期待して大きく上昇。ビットコインは73,000ドルまで買われ、今年3月の最高値を目指す勢いを見せている。

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主要銘柄のボラティリティ(過去30日間)

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昨日の実績

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金(GOLD)にボラ拡大の兆し。

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主要銘柄のボラティリティ(過去7日間)

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昨日の実績

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金(GOLD)にボラ拡大の兆し。

金(GOLD)にボラ拡大の兆し。

史上最高値を更新した金(GOLD)のボラティリティに拡大の兆しが見て取れる。昨日の日中値幅は35.1ドル。直近20日間の平均値幅29.8ドルを超え、日足はほぼ上ヒゲなしの大陽線となった。CFD取引での金(GOLD)は買いポジションにマイナススワップがつくため、ロングを長期で保有しづらい状況ではあるが、さりとてショートでもポジションを取りにくい展開が続いている。トレンド反転とボラティリティ急拡大のタイミングをうまく見極めてトレードチャンスを捉えたい。米ドル/円は高値で堅調に推移する一方、ボラティリティは低下。今日は米・第3四半期GDP、明日は日銀金融政策決定会合、明後日には米・雇用統計と、注目度の高い経済指標が連続するため、ここからのボラティリティ拡大が期待される。

1. 豪・第3四半期消費者物価指数(CPI)(日本時間9時30分)

日本時間9時30分に、オーストラリアの第3四半期消費者物価指数(CPI)が発表される。予想は前期比で0.5%(前回1.0%)。前年同期比では3.0%(前回3.8%)の予想。いずれも前回より弱い数字が予想される。オーストラリアの政策金利は、23年11月に25bp(0.25%)引き上げられてから10ヶ月変わらず4.35%で維持されている。米国や欧州各国が利下げに踏み切る中、RBA(豪中銀)がどのタイミングで利下げに動くのか。消費者物価指数の数字が下振れすれば、インフレ鈍化が確認され、年内の利下げ観測期待も高まる可能性がある。次回のRBA政策金利は来週11月5日(火)の予定。東京仲値前のドル円の値動きに注意しつつ、豪ドル/米ドル(AUDUSD)や豪ドル/円(AUDJPY)で動きを捉えてトレードチャンスを狙いたい。

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2. 米・ADP雇用統計(日本時間21時15分)

日本時間21時15分に米・ADP全国雇用者数が発表される。ADP全国雇用者数は、米国の給与計算代行サービス大手「オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)社」のデータに基づく非農業部門の雇用者数である。約40万の顧客の給与計算データから算出される。米・労働省による「雇用統計」の2日前に発表され、前日の米・JOLTS求人労働異動調査と共に、非農業部門雇用者数の結果を予想する指標として注目される。今回は9.8万人の予想。前回の結果14.3万人より弱い数字が予想されている。金曜日の米・雇用統計のようにマーケットが敏感に反応する指標ではないが、予想とのブレが生じる結果となれ米ドル/円(USDJPY)、ユーロ/米ドル(EURUSD)、英ポンド/米ドル(GBPUSD)が動意づく可能性も想定しておきたい。

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3. 米・第3四半期実質GDP[速報値](日本時間21時30分)

日本時間21時30分に、米国の第3四半期GDP[速報値]が発表される。予想は前期比で3.0%。前回の結果3.0%と変わらずの予想である。米国のGDPは四半期ごとに速報値、改定値、確報値の3回にわけて発表される。市場で最も注目される速報値は、四半期終了後の翌月末の発表。今回は7~9月期のGDPのため10月末の発表となる。予想とのズレがあればドルストレート銘柄に大きな動きが発生する可能性がある。米ドル/円(USDJPY)やユーロ/米ドル(EURUSD)、英ポンド/米ドル(GBPUSD)といった主要FX銘柄でトレードチャンスを狙いたい。

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2024.10.30

2024.10.30