12月2日のNY市場は高安まちまちの展開。ハイテク銘柄が買われ、半導体指数が大きく上昇。ナスダックは前日比0.97%のプラス、S&P500は前日比0.24%のプラスで取引を終えた。感謝祭明けの取引開始に合わせて売りの出たNYダウ(US30)は、戻しきれずに前日比0.29%のマイナス。年末相場に向けてポジション調整の動きが出た様子。東京時間にやや値を戻す動きを見せた米ドル/円(USDJPY)は、NY時間に売りが再開。ウォーラーFRB理事の「12月FOMCは利下げに傾く」発言に反応して安値149.07付近まで下落した。クロス円も軒並み売られ、米国債利回りも下落。10万ドルの節目を突破できずに高値で推移するビットコイン(BTCUSD)とは対照的に、リップル(XRPUSD)は連日の上昇。リップル社の新しいステーブルコイン「RLUSD」承認の可能性も伝わり、買いに拍車がかかっている模様。
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ウォーラーFRB理事の「12月FOMCは利下げに傾く」発言に反応して米ドル/円(USDJPY)が下値を拡大。安値149.07付近まで売られたものの、日中値幅167pipsは、直近20日間の平均値幅166pipsとほぼ変わらずだった。英ポンド/円(GBPJPY)は、ドルストレート(GBPUSD)での売りが重なり、日中値幅は281pipsに拡大。直近20日間の平均値幅187pipsを大きく上回る値動きを見せた。トランプ新政権発足へ向けて活況を呈する仮想通貨のボラティリティに目が向きがちな中、存在感を見せる英ポンド/円の動きに注目したい。
東京市場の9時30分にオーストラリア統計局による第3四半期の経常収支が発表される。前回9月3日に発表された第2四半期の経常収支はマイナス107億豪ドル(72億6,000万ドル)で、6年ぶりの大幅な赤字となった。コモディティー(商品)価格の下落が貿易収支を圧迫したほか、海外への配当金や債務利子の支払いが膨らみ、所得収支が悪化。今回の予想はマイナス109豪ドルで、さらに赤字幅が拡大する見込み。オーストラリアの政策金利は4.35%。次回、RBA政策金利は12月10日(火)の予定。予想とのズレがあれば豪ドル/米ドル(AUDUSD)、豪ドル/円(AUDJPY)に値動きが発生する可能性を想定して臨みたい。
日本時間16時00分にトルコの11月の消費者物価指数(CPI)が発表される。前回10月の消費者物価指数は前年比で48.58%。9月の49.38%と比較してわずかながら鈍化したものの、依然高止まりが続いている。今回の予想は前年同月比で48.20%。前月比の消費者物価指数の予想は1.90%(前回2.88%)。同時刻に発表される11月の生産者物価指数(PPI)の前回(10月)結果は、前年同月比で32.34%(9月は33.09%)。前月比は1.37%(9月は1.29%)。いずれもわずかながらに改善の兆しが見える数字であった。果たして、50.00%という異常な高金利政策が転換されるタイミングが訪れるのか。トルコリラの価値は直近10年で17分の1に下落した。対ドルで安値は今もなお日々更新を続けている状態だ。スワップポイントだけを材料にトルコリラ絡みの銘柄に手を出すと、スワップの数倍の評価損を食らう可能性が高いので注意したい。
日本時間24時00分には、10月のJOLTS求人労働異動調査が発表される。JOLTS求人労働異動調査は米・労働省が発表する労働需要の動向を示す指標で、「雇用動態調査」とも呼ばれる。第一金曜日発表の「雇用統計」が主に失業率など雇用者側からみた労働需給を示すのに対して、JOLTSは求人率など雇用主側からみたデータが示される。両者を合わせてみることで、労働市場の実態をより正確に把握することができるといわれている。尚、JOLTSはひと月遅れの数字となるが、求人件数の増減が翌月以降の雇用者数の増減に影響を与えると考えられるため、米国の雇用市場の動向を見通す上でも重視される指標である。FRB(米連邦準備制度理事会)が政策金利を審議する材料の一つとしてあげる指標でもある。今週金曜日の雇用統計、さらには12月18日(木)のFOMC政策金利の行方を探る上でも注目したい。今回の予想は751.0万件。前回の結果744.2万件よりやや強い数値が予想されている。
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