11月27日のNY市場は、感謝祭の休暇を前に動意薄となった。米ドル/円(USDJPY)は、東京時間朝方の高値153.20付近からNY時間の安値150.45付近まで一方的に売られる展開。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)は、いずれも欧州時間スタートから対ドルで買われ、値幅を伴う大幅上昇。東京から欧州にかけて買われた金(GOLD)は、ロンドンフィックス(日本時間24時)を通過とともに売りに押されて値を戻した。WTI原油(OIL)も動意に乏しい展開。米株の主要3指数は上昇一服。連日の高値更新を続けていたNYダウ(US30)は小幅にマイナス。本日、米国は感謝祭の祝日により休場。明日のブラックフライデーは短縮取引となる。ビットコインは、9万ドル近くまで下押ししたところから反転上昇。97,000ドルまで値を上げ、再び10万ドルアタックを目指す勢いを見せている。
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トランプ次期政権誕生でのドル高期待から買われてきた米ドルの勢いがにわかに失速。ドルストレートの通貨ペアではいずれもドル安方向へ一方的に動き、大きなボラティリティが発生した。米ドル/円(USDJPY)は、朝方の高値153.20付近からNY時間の安値150.45付近まで一方的に売られ、日中値幅278pipsを示現。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)が対ドルで値を上げる一方で、クロス円銘柄は売りと買いが相殺されて小幅なレンジでの値動きとなった。米ドル安が支援材料となって上昇した金(GOLD)は、NY時間に入ると売りに押されてボラティリティ拡大にはつながらなかった。
日本時間9時30分に、オーストラリアの第3四半期 民間設備投資が発表される。民間設備投資は、オーストラリアの民間企業による設備投資の増減を測定する指標で、全四半期との変動比が示される。約8,000社に郵送でアンケート調査を行い、業種や州・地域別での回答も集計されている。オーストラリアの経済成長を確認する上で重要な指標となる。今回の予想は全四半期比で0.9%(前回結果-2.2%)。予想より高い結果となればオーストラリアドルにとって買い材料。予想より低い結果であればオーストラリアドルにとって売り材料と解釈される。豪ドル/米ドル(AUDUSD)、豪ドル/円(AUDJPY)の値動きからトレードを捉えたい。17時55分には、ブロックRBA総裁が豪経済開発委員会(CEDA)年次会議に出席。発言内容が注目される。
本日、感謝祭の休日により米国の株式市場が休場となるため、多くの取引銘柄で取引時間が変更される。FXは通常通り取引可能だが、ゴールド(GOLD)や原油(OIL)は21時15分で取引終了。他の貴金属やエネルギー、株価指数は20時~23時頃に取引が終わり、コモディティは終日休止。20時以降は閑散相場が予想されるため、FX銘柄にも値動きは期待薄。流動性低下も予想されるため、不要不急の取引は手控えるのが賢明だ。感謝祭翌日となるブラックフライデーの米国市場は、株式が現地時間13時(日本時間27時)までの短縮取引。本日に続いて金曜日も多くの銘柄で取引時間が変更となる。
日本時間22時00分に11月のドイツ消費者物価指数[速報値]が発表される。前年同月比の予想は2.3%(前回結果2.0%)。前月比は-0.1%(前回結果0.4%)の予想。ドイツの消費者物価指数は今年1年を通じて前年比2%台前半の水準で推移。インフレ率は目標の2%に近づきつつあるとはいえ、同時に経済の停滞が懸念される状況だ。ドイツ経済の牽引役を担ってきた自動車産業の不振とエネルギー問題、ロシアリスクと移民問題など、多くの課題が山積する中、トランプ新政権による関税政策への対応も迫られる。次回ECBの政策金利決定会合は12月12日。昨日、対ドルで大きく反発したユーロ(EURUSD)の値動きを注視したい。
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