11月26日のNY市場は、米株の独歩高。時間外で売られたNYダウ(US30)は前日比マイナスからのスタートながら、引けにかけて買い戻され、終わってみれば連日の高値更新。S&P500(US500)とナスダック(US100)もしっかり買われて上昇した。東京時間にトランプ発言で値を下げた日経株価(JP225)は、上値重く38,000円台で小幅に推移。欧州の株価指数、売りに押されて上値の重い展開となった。米ドル/円(USDJPY)は欧州時間の米ドル売りで153円割れまで下落。円高方向への圧力が感じられる展開か。欧州通貨(ユーロ、英ポンド)は、欧州時間に対ドルで買い戻されるも、NY時間には力なく値を戻した。週明けに大幅下落となった金(GOLD)は小幅にリバウンド。WTI原油(OIL)は売り買い錯綜で上下にヒゲを残す展開。中東からは、イスラエルとヒズボラの一時停戦が伝えられるものの、双方の攻撃は依然続いている模様。10万ドル手前で押し戻されたビットコインは、9万ドル付近まで下落。力を貯めている間に、ステラやリップル、エイダコインといった動きの軽い銘柄に物色が広がっている。本日は10時にニュージーランドの政策金利発表。11時にはオアNZ中銀総裁の記者会見が予定されている。
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関税政策に関する突発的なトランプ発言と、ロシア・中東を巡る地政学リスクに振り回されつつも、昨日の主要銘柄のボラティリティはむしろ縮小気味となった。米ドル/円の日中値幅151pipsは、直近20日間の平均値幅152pipsとほぼ同じ。英ポンド/円(GBPJPY)では、直近20日間の平均値幅192pipsよりも低い175pipsでの値動きに収まっている。金(GOLD)の日中値幅36.7ドルは前日の約3分の1。直近20日間の平均値幅45ドルにも届かず、売りも買いもいったん様子見といったところか。
日本時間10時00分に、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)の政策金利が発表される。今回の予想は4.25%(現在4.75%)。前回(10月9日)に続き、二会合連続の50bp(0.50%)の利下げが行われる見込み。23年5月から5.50%で維持されてきたニュージーランドの政策金利は、今年8月14日に25bp(0.25%)の利下げが行われ、同時に、継続的な利下げが示唆された。予想通り50bpの利下げとなれば、隣国オーストラリアの政策金利4.35%より低い数字となる。NZの政策金利発表は本日が最後。年明け以降も利下げ継続の可能性が示されるのか。同時に発表されるRBNZ政策金利声明とあわせて注目される。NZドル/米ドル(NZDUSD)、NZドル/円(NZDJPY)の値動きでトレードチャンスを捉えたい。
日本時間22時30分に米国の第3四半期GDPの確報値が発表される。確報値のためマーケットの反応は限定的と予想される。10月30日に発表された速報値は、前期比年率で3.7%(予想3.3%)。速報値発表の際は米ドル/円(USDJPY)が約60pips上昇。同時刻には、前週分の失業保険申請件数や耐久財受注も発表される。速報値とのズレがあれば、トランプ新政権への政策期待や政権人事への思惑から突発的な値動きが発生する可能性もある。流れを見定めてエントリーチャンスを狙いたい。
日本時間24時00分に、米国の個人消費支出(PCEデフレーター/コア・デフレーター)が発表される。個人消費の物価動向を示す指標で、米商務省が毎月末に発表。名目PCE(Personal Consumption Expenditure=個人消費支出)を実質PCEで割って算出される。PCEデフレーターから、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものを「PCEコア・デフレーター」と呼び、FRBが最も重視する物価指標の一つである。今回、PCEコア・デフレーターは、前月比で予想0.3%(前回0.3%)、前年同月比で2.8%の予想(前回2.7%)。PCEデフレーターは、前月比の予想は0.2%(前回0.2%)。前年同月比は2.3%と予想されている(前回2.1%)。
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