前日の取引実績(2024年12月18日)

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前日の取引実績(2024年12月18日)

前日の取引実績(2024年12月18日)

12月17日のNY市場では、米経済指標の悪化を受けて米ドル売りが加速した。11月の米・小売売上高のコア指数が市場予想値を下回ったことで全般米ドル売りが先行。さらに、11月の米・鉱工業生産も弱い結果となったことを受けて米ドル/円(USDJPY)は一時153.160円台付近まで値を下げ、米10年債利回りは4.37%台まで低下した。英ポンドは、欧州時間に発表された英・雇用統計の強い結果を受けて買い優勢の展開。英ポンド/米ドル(GBPUSD)は一時1.27270ドル台まで値を上げ5日ぶりの高値更新となり、ユーロ/英ポンド(EURGBP)は0.82500ポンド台まで下値を拡大した。米株式市場では、主要3指数が揃って下落。市場では来年以降の米国の利下げペースが減速するとの見方が強まっており、株価の上値が抑えられる材料となっている。取引実績を見ると、やや下落基調にある金(GOLD)でショートを狙った動きが増加。連日最高値を更新しているビットコイン(BTCUSD)は、ロングの取引量が増加した。

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主要銘柄のボラティリティ(過去30日間)

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昨日の実績

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様子見ムードが広がりボラティリティは縮小。

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主要銘柄のボラティリティ(過去7日間)

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昨日の実績

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様子見ムードが広がりボラティリティは縮小。

様子見ムードが広がりボラティリティは縮小。

マーケットでは、今週予定されている米・英・日の金融政策を見据えた様子見ムードが広がり、動きにくい展開が続いている。米ドル/円(USDJPY)は米経済指標の下振れやポジション調整で売りが強まったが、下値がしっかり支えられたことで119pipsの値幅にとどまった。英ポンドは対ドルや対ユーロでの買いが目立つも、対円では円買いの動きと拮抗し、英ポンド/円(GBPJPY)は日中値幅125pipsと縮小傾向。2,600ドル台での小幅推移が続く金(GOLD)は255pipsの値幅でじり安の展開となった。

1. 英・消費者物価指数(CPI、CPIコア)(日本時間16時00分)

日本時間16時00分に、11月の英国・消費者物価指数(CPI)が発表される。前年同月比は2.6%の予想(前回は2.3%)。前月比は0.1%(前回0.6%)と予想されている。CPIコアの前年同期比は3.6%の予想(前回は3.3%)。消費者物価指数(CPI)は、購買傾向の変動およびインフレを測定する重要な手段である。同時刻には、11月の生産者物価指数(PPI)及び小売物価指数(RPI)も発表される。今夜深夜に米FOMC、明日にBOE政策金利発表を控える中、英ポンドの動きを注視してトレードチャンスを捉えたい。

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2. 欧・消費者物価指数(HICP)[改定値](日本時間19時00分)

日本時間19時00分に、ユーロ圏の11月の消費者物価指数(HICP)[速報値]が発表される。統一消費者物価指数(HICP = Harmonized Index of Consumer Prices)として表されるユーロ圏の消費者物価指数は、EU加盟国でのマーストリヒト条約統一基準に基づく物価指数である。米国や英国、日本におけるCPIと同様のインフレ指標として、欧州中央銀行(ECB)が注視する指標である。11月29日に発表された速報値は、前年同月比が2.3%、エネルギーと食品を除くHICPコアの前年同月比が2.7%。速報値とズレが生じれば、ユーロ/米ドル(EURUSD)やユーロ/英ポンド(EURGBP)に突発的な値動きが発生する可能性にも留意しておきたい。

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3. 米・FOMC政策金利(日本時間28時00分)

日本時間28時00分に米・政策金利が発表される。11月5日の米大統領選開票日の直後に行われた前回(11月7日)のFOMC(連邦公開市場委員会)では、市場予想通り4.75%での据え置き。今回は25bp(0.25%)の利下げが織り込み済み。マーケットの注目は既に、年明け以降の利下げ継続か否かに移っている。政策金利発表の30分後に開かれるパウエルFRB議長の記者会見と質疑応答が注目される。ドルに対する市場の思惑が素直に反映される米ドル/円(USDJPY)、ユーロ/米ドル(EURUSD)、英ポンド/米ドル(GBPUSD)といった人気FX銘柄でトレードチャンスを捉えたい。

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2024.12.18

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2024.12.18